2013年12月17日火曜日

教育・保健分野の取材


  • Wayel小学校の女子クラス

  • 本日はWayel小学校の取材とMartini病院の院長にインタビューをさせて頂きました。小学校には5~18歳の622人(女子は195人)が二つのグループに分けられ、それぞれ午前午後に通っているとの事。

  • 真剣な目で授業を受ける子ども達

  • 同校では英語・ソマリ語・アラビア語・歴史・科学・社会・数学の7教科を教えているそうです。その他、校長先生にソマリアの教育事情全般についてお話を伺わせて頂いたのですが一番驚いたのは大学が34校(国立大学は2校)も出来ている事でした。

  • 院長兼医師のAishaさん

  • Martini病院は1928年に当時モガディシュを植民地化していたイタリアにより開業。しかし内戦で完全に破壊され、その後は国内避難民の居住地となっていました。逃れていたイタリアで医師となったAishaさん(46歳ソマリア人女性)は祖国の医療事情を憂い2010年に帰国。
「病院は数多く出来ているものの国連の病院を除き全て有料であるため、依然として医療事情は改善していない。だから無料で治療できるようMartini病院を再建するわ」と、自らが院長兼唯一の医師として11人のスタッフと奔走されており、病院の取材を申し込んだところ快諾してくださいました。

式典後の記念撮影

生憎本日はソマリア平和維持部隊の新司令官就任式典があり、基地の外へ出られなかったためMartini病院へは行けませんでした...。実質明日が取材できる最後の日になるので、スケジュール調整がうまく行き病院を訪問できる事を祈ってます。

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