2009年12月23日水曜日

いよいよ決戦!でも、なぜに同時に…

ナイル川のカバ
ナイルでくつろぐカバの群れ。カバは糞をするとき、尻尾で自分の糞をまき散らします。今回は距離があったので大丈夫だったのですが、遠い昔、幼稚園の遠足で行った地元の動物園。間近から散弾銃のように襲ってくる糞から逃げまどう友人たちの姿。現場は阿鼻叫喚の地獄でした。
先の記事でキーパーソンから電話がかかってきたと喜び、慌てふためいてホテルを出て行こうとしたのですが、彼から教えてもらったら某A国側関係者の電話が繋がらない…。

「またか…」と気落ちしつつも根気よく30分毎にかけ続けたら、3時間後にやっと繋がったので、それはもう一生懸命に事情説明しました。

「○○さんの紹介で電話した■■という者で、△△という話などを貴国大統領に伺いたいので、是非ともその機会を与えてもらえないでしょうか?」と、拙い英語でまくし立てるように話し終わった直後、少しの間があり、

「すいません、何をおっしゃってるのかわからないんですけど…。あなた、どちらにおかけですか??」。

――教えてもらった番号、違ってました……。
慌ててキーパーソンに電話をかけ、その旨を伝えたところ、先ほど改めて電話がきて「ごめんごめん、間違ってた。明日の10時にA国大使館に行って大使と話を詰めてきて。先方にはあなたが行くと伝えてあるから」とのこと。

というわけで、明日(23日)、A国大使と話すことになりました。
(なんか帰国までに間に合わないイヤな予感が…。)
と、それだけなら良いのですが、根気よく電話を掛け続けていた3時間の間に、つい出来心で前回お世話になったジェネラルに電話してしまったのです。

ウガンダ到着後すでに何度も電話していたのですが、呼び出し音は鳴るものの出てくれず、「やっぱりジェネラルにもなると、電話で話すことも難しいなぁ」と半ばあきらめていました。

が、今日はジェネラルの秘書が出てくれたのです。
ところが、私の電話番号と素性を確認すると、「はいはい分かりました。んじゃ、ジェネラルに伝えとくからさ。(面倒な雰囲気を全面に出していたので、私のイメージではこんな感じ)」と、非常にぞんざいな対応。

「はぁ、八方塞がりか…」と落ち込みました。

しかし、なんと間違い電話発覚直前にジェネラルから電話がかかってきたのです。
しかも、「おお君か~。誰かと思ったよ。(ウガンダに)帰ってきたのかい?」と、私を覚えていてくれ、前回のお礼にお土産を持ってきたことを伝える と、「hahaha、そんな気を遣わなくてもよいのに。今日は厳しいから明日でどうだい?朝10時に都合良い時間を連絡するよ」と、相変わらずジェントル マンな口調で明日会ってくれることになりました。

よりによって二件とも10時です…。

まずA国大統領のインタビュー日程が決まり、その上でジェネラルのアレンジでソマリアと中央アフリカに行けるというのが、贅沢過ぎる私の理想です。

ここはアフリカなので、A国大使と話している最中、ジェネラルから電話がかかってくるという恐ろしい事態になることはないと思うのですが、明日(23日)が今回の取材を左右する決戦であることは間違いなさそうです。

(追記)
今日(22日)の午前中、前回ガランバフォレストに行った際お世話になった准将(じゅんしょう/大まかにいうとジェネラルの次に高い階級)と会い、現在彼 が指揮しているウガンダ北東部(カラモジャ地方)への同行許可を得ました。最悪、全ての取材が駄目になったら、来年1月3日から同地域に行ってきます。

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