結婚式中の新郎新婦。一番右側にいるのが、スティーブン。 |
しかし残念ながら両方とも新郎新婦と直接の知り合いというわけではなく、その友人に招待されての参加でした。
残念ながら今回も新郎新婦とは会ったことがありませんでしたが、2000年にエボラ出血熱の取材に同行して以来の友人であるスティーブンが、花婿の 介添え役である「Best Man(新郎にとって最も重要な人がお願いされる、とても名誉な役割)」として式に出るため、良い機会だから私にウガンダの結婚式を見てもらいたいと考え 招待してくれたようです。
(*先日の記事で「媒酌人」と書きましたが、微妙に違いました)
移動中に新郎新婦が乗る車は、リボンで飾りつけられています。昨日は日取りが良かったのか、式場に向かう間に20台以上、同様に飾り付けられた車を見ました。 |
(彼とは長いつきあいなので、双方の失敗や笑い話を知り尽くしています。たまにその出来事をネタに話をするので、今回の緊張した顔も良いネタになりそうです)
移動中、アフリカ特有の抜けるような青空が広がっていた |
せっかくなので私も同行させてもらったのですが、驚きました。
とにかく豪華!!
広大な敷地の真ん中には滝が流れ、その周囲は見事に整備された芝生と青々とした木々が植えられ、その敷地の両側には外から見ても一目瞭然なほど空間を贅沢に使った部屋が並んでいます。
このホテルは、2007年に行われたCHOGM(英連邦首脳会議)のために建てられた。 |
アフリカに通い始めて早18年。
色々なアフリカを見てきたつもりでしたが、まだまだ知らないことも多いと思い知らされた景色でした。
(この世界的な不況下、ウガンダを訪れる観光客が激減している中、これだけ豪華なホテルが順調な経営が出来るはずもなく、色々ときな臭い噂もあるようですが…)
ホテルの敷地内にはヨットハーバーもあり、一泊いくらか値段を聞くことも恐れ多いほど豪華な作りだった。 |
昔、私はホテルでアルバイトをしていたのですが、世界中どこでも一緒ですね。
幸せ一杯の二人を取り囲み、手にしたカメラや携帯で写真を撮る人々の表情も、笑顔、笑顔、笑顔。
今後の取材を考えると、新しく買ったカメラとビデオに幸せなシーンを記録させてあげられて、良かったです。
出席者は100名ほど。これくらいの規模がウガンダの中流階級の平均だとのこと。 |
先乗りしていた友人や会社関係者が大歓声で出迎えられ、披露宴の開始です。
こちらも日本と変わらず、会社の上司や学生時代の恩師などがスピーチを行いました。
(日本と違っていたのは、新婦の恩師がスピーチの替わりに歌を披露したことです。またそれがプロ並みにうまい!)
見た目は微妙に感じる人もいるかも知れないが、味はまあまあ美味しかった。 |
途中でお皿やフォークが足りなくなるハプニングもありましたが、新郎新婦の友人達による見事なマネージメントで滞りなく、全員に食事が行き渡りました。
日本と同じように、出席者がカメラを片手に新郎新婦を取り囲んでいた。 |
たくさんのフラッシュが光る中、少しはにかみながら目を見合わせ、ナイフを握っている二人が印象的でした。
新郎はよほど新婦のことが好きらしく、何度も何度も「絶対に幸せにします!!」と絶叫していた |
新郎は新婦の親族に「新婦を妻に迎えられてどれほど幸せか。これから二人で大切な家庭を築き、必ず幸せにします」と、声を枯らして伝えていました。
本当に幸せそうな二人の記念すべき日に立ち会え、うれしかったです。
どうぞ今後も末永くお幸せに~!
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