2009年2月25日水曜日

不運な流れの悲しみと、時の流れの喜びと

突然とスコールと雷雨
突然とスコールと雷雨(手持ちで1分のバルブ撮影なので、ブレブレです)

本日首都カンパラに戻ってきました。
それにしても、今年は本当に凄いです。何がって残念ながらタイトル通り「不運」がですが…。

現地で会った日本人の方々には、毎回ネタとして自慢げに語ってしまっているのですが、緊急着陸で始まった今回の流れはグル滞在中も変わることなく続きました。

以下、道中での車両故障で始まったグル編です。

1.みんなでビールを頼んだら私のビンだけ口が割れていた。(一度口に含むも違和感を覚え、吐き出しセーフ)

2.奴隷貿易が行われていた史跡を訪問中、ハエが突然私の鼻の穴に突入。(幸い人生二度目の体験だったので、慎重に排除)

3.車の故障続く(パーツを一つ、バッテリーの交換)
これだけなら、まだ全然問題ないのですが、昨日(24日)は心の方も打撃を受けました。

4.取材の調整をしてくれていた現地新聞記者に6時間待ちぼうけを食わされたあげく、最後は音信不通。一日何も出来ず。(ストーカーのように頻繁に電話したのですが、いかんせん携帯の電源を切られていたためお手上げ)

5.ここまでの流れからイヤな予感がし、先手を打つために軍広報担当責任者に電話をし、北部地域広報担当大尉に口添えをしてもらうも、夢やぶれる。
(責任者曰く、「こちらはOKだけど、作戦遂行地域がDRコンゴ内であるため、同国政府の許可が絶対に必要)

6.失意の中、ウガンダ人の友人に招待された夕食の席で、乾杯をした瞬間、突然の大雨と雷雨に襲われ緊急避難。
(当初は屋外での席だったはずなのに、招待されていた他10名ほどの方々ご迷惑をおかけしました)

「踏んだり蹴ったり」、「泣きっ面に蜂」、「一度あることは二度ある」等々
先人達の言葉が心に染みます。

と、泣き言ばかり言っていても始まらないので、明日、可能性は低いですが最後の切り札に賭けるため首都カンパラに戻ってきました。
そしてその可能性も潰えた場合、今回のグルでの成果は成長したニコラス(下記)に出会えたことだけだったので、再度グルに戻り悪あがきをする予定です。

成長したニコラス
1年数ヶ月ぶりに再会したニコラス。
3年前、LRA(神の抵抗軍)に誘拐された経験を持つ子どもたちへのインタビューで出会って以来、ルワンダの戦災孤児・コロンベ同様、勝手に息子だと思っている。


友人とニコラス
現在13歳になったニコラスは、寄宿舎生活を送りながら友人達とP6(日本では小学6年生)で学んでいる。ルワンダのコロンベ同様、ほぼ私と変わらないくらいまで伸びた彼の成長を見て、改めて時の流れを感じさせられた。

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